悩みと悔やみ
最近自分の周りでいろんな人が自分のこと振り返ったりしています
非常に前向きで明るい自分で通ってますが
自分も悩みがないわけではありません
いつも前向きに、いやな気持ちになるくらいなら、笑っていよう、そのほうが気持ちいいから
人を恨むのはやめよう、自分が恨まれたくないから
相手の気持ちがわからない、何したらいいかわからない
ならば少なくとも自分がしてほしくない気持ちや行動はやめよう
自分がしてほしい気持ちでいよう、行動しよう
そんな風に生きてきました
必死に考えた生き方でした
これだけは間違いないといまでも思っています
気がづけば自分の周りには自分より能力のある人が慕ってくれています
能力…
よく勘違いされるが自分は自分を客観的に見ても能力は低いと思っています
記憶力がない、不器用、運動能力は低い
だから僕は考えた
せめて人並みになれるように
だから僕は努力した
せめて弱点が隠れるように
そうしたら、自分は一瞬しか悲しめない、一瞬しか喜べない人間になっていたような気がする
感情と頭の切り替えが早い
他の人から見ればうらやましい能力らしい
でも、自分がどれだけ深く悲しんでいるかわからない
どれだけ喜べているかわからない
自分が、冷静になると人間らしくないように思える
時々思う
自分はかけがえのないものを失ったときどれだけ悲しめるんだろう
自分がかけがえのないものを得たときどれだけ喜べるんだろう
そしていつも考える
すぐに失ったもののためにどうすればいいか考えるかもしれない自分が怖い
すぐに手に入れた物をどうすれば最大限に生かせるか考えそうで怖い
だから自分は愚かになろうと思う
たとえ愚かでも
感情を
ひとつのことにとらわれることは素敵だと思うから
自分の悩みは贅沢かもしれない
でも
喜べることは幸せで
悲しめることは幸せで
悩めることは幸せで
悔やめることは幸せで
泣けることは幸せだと思います
それはあきらめていない証だから
喜んで、悲しんで、悩んで、悔やんで、泣くことを
愚かなことだと切り捨てないで生きて生きたい、みんなも生きてほしいと思います
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